以前、当サイトで紹介したニチベイのバーチカルブラインド「アルペジオ(電動式)」で、ブラインドの電動化によって開閉操作が非常に楽になりましたが、
付属のリモコンでは「決まった時間に自動で開ける」「外出先から操作する」といったスマートな運用まではできません。
そこで導入したのが、TP-LinkのMatter対応スマートリモコン「Tapo H110」になります。
Tapo H110の導入手順に加え、バーチカルブラインド特有の複雑な動作(閉めた後に羽の角度を調整するなど)を「ショートカット機能」で自動化するテクニックについて紹介します。
Tapo H110の概要と外観
Tapo H110は、テレビやエアコンなどの赤外線家電をスマホ等から操作可能にするスマートハブです。
背面には給電用のUSB Type-Cポートを搭載。壁掛けフック穴もあります。
ニチベイ アルペジオとの連携手順
Tapoアプリには、国内メーカーのプリセットが豊富に用意されており、今回学習機能を使わずとも簡単に設定できました。
これまで使ってきたアルペジオの赤外線リモコンをTapo H110に登録してあげることで、Tapoアプリ上からもブラインド操作ができるようになります。
1. デバイス追加とブランド選択
Tapoアプリからデバイスを追加し、「電動カーテン」>「Nichibei(ニチベイ)」を選択します。
2. 動作テストと操作画面
指示に従ってテストを行い、正常に動作することを確認します。
登録が完了すると、以下のような操作パネルが表示されます。
「開く・閉じる・停止」に加え、バーチカルブラインドに必須の「回転(羽の角度調整)」もスマホから操作可能です。
【重要】ショートカット機能を活用した「より詳細な自動化」
ここが本記事のハイライトです。
単に「開く」「閉じる」ボタンを押すだけでは、バーチカルブラインドの場合、使い勝手が悪いことがあります。
羽の角度が斜めになった状態でのブラインドの開閉操作は、メーカーマニュアルを見ると推奨されていないため
羽の角度調整後とブラインド開閉操作の一連の流れが自動で操作できるように設定を行います。
Tapoアプリの「ショートカット機能」を使って設定を組み合わせることで、これらの動作をワンタップ (または全自動) で完璧に制御できるようになります。
設定例1:完全に遮光して閉じる (Close Blinds)
私が実際に設定している「閉じる」用のショートカットです。
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ボタン 閉じる を押します:
まずはブラインドを閉じます。 -
アクションを遅らせる (29秒):
ブラインドが全閉しきるまでの時間を実測し、待機時間を設けます。この秒数はブラインドの大きさによって変動するので計測してください。 -
ボタン 左回転 を押します:
ブラインドが閉じきった後に羽を回転させ、隙間なくピタリと遮光します。
このアクションを組むことで、ワンタップで「完全に閉めて遮光する」動作がショートカットとして利用できるようになります。
設定例2:羽を垂直にして開ける (Open Blinds)
こちらは「開ける」用の設定です。
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ボタン 右回転 を押します:
まず羽の角度を動作させます。 -
アクションを遅らせる (4秒):
回転動作の完了を待ちます。実測し垂直になったのが4秒間でした。 -
ボタン 停止 を押します:
一度動作を確定させます。 -
アクションを遅らせる (1秒):
羽の角度調整と開く操作が同時に行われるの防ぐために念のため、1秒間のディレイを設けます。 -
「開く」ボタンを押す:
整った状態で全開にします。
このように微調整を加えることで、ブラインド電動可動部分の負担を減らしつつ、スムーズな動作を実現しています。
作成したショートカットは以下の画面でアクセスすることが可能です。
スケジュール実行
作成したこれらのショートカットは、ホーム画面に配置して手動で実行できるほか、オートメーション (スケジュール) に組み込むことも可能です。
まとめ
Tapo H110は単なるリモコンの置き換えだけでなく、「時間差 (ディレイ) を利用した細かい制御」が可能なので、家電の挙動を自分好みに最適化できる点が非常に優秀です。
特に電動ブラインドのような、開閉と角度調整が必要な複雑なデバイスをお持ちの方には、このカスタマイズ性は大きなメリットとなるはずです。低コストで生活の質を上げられるアイテムとして、強くおすすめできるとおもいます。